私は、関西不動産三田会創立10周年記念式典が催された平成14年7月5日の翌年の平成15年4月より平成17年3月までの2年間、第6代目の代表世話人を務めさせて頂きました。
当時の不動産マーケットは、引き続き地価が下落し停滞している中、REITを含めた不動産の流動化が注目を集めている時期でした。
この様な状況下、「塾員同志、お互いの信頼関係をベースに会を通じて仕事をしよう」と言う会の趣旨・原点を再確認し、初心に戻り、前向きで楽しく明るい雰囲気で有りたいという思いで当初運営に当ったと記憶しております。
この会の凄さは、毎月月例会と情報交換会を夫々開催し、それ以外にゴルフコンペ、麻雀大会、ボーリング大会、ピンポン大会、飲み会、その他研修旅行などなど、各種三田会の中でも稀にみる活発な会で有ると言う事です。
KKD合同例会 平成15年9月
従い、代表をしていた2年間は、まず関西不動産三田会の各種行事に全て参加することを目標に予定を立てて行きました。その結果、他の各種三田会の例会等への出席も重なり、塾三昧の生活をしていた様な気がしております。
会の運営に関しまして、まず月例会では会の原点を再確認する為に歴代の代表世話人を経験された諸先輩方を講師にお迎えしてお話を伺いました。その他講師をお招きする際は、不動産関連或いは塾出身者を主体に選考させて頂きました。
「会を通じて仕事をしよう」と言う本会の趣旨に沿うべく、塾単独での情報交換会はもとより、関西学院大学・KGリアルターズクラブ並びに同志社大学・REクローバー倶楽部と合同での情報交換会にも積極的に参加させて頂きました。そのお陰で現在も引き続き多くの方々とお付き合いをさせて頂いております。
また、新たに情報部会勉強会を開催し、不動産流動化、改正担保法、最新の不動産マーケット情報等の勉強を始めました。
親睦会としては、従来通りゴルフコンペ、麻雀大会、ボーリング大会、ピンポン大会等を開催しました。
平成16年9月には、初の海外研修旅行として総勢29名で上海を訪れ、当地の最新不動産事情を見聞した後、上海三田会と合同で懇親会を開催させて頂きましたが、とても有意義で且つ楽しい思い出として、今でも記憶に残っております。
当初の目標どおり、全ての行事に参加させて頂き、楽しくそして明るい会に出来たのではないかと思っております。
今年、関西不動産三田会は20周年、二十歳になりました。
これまでの間、会の運営方針も色々と変わって来たと思いますが、これ程活発で勉強を重ね、且つ会員同志でビジネスをしようと言う会は他に有りません。本当に素晴らしい会だと思います。
これは一重に諸先輩方々、歴代代表並びに世話人各位のご苦労とご尽力の賜物と、改めまして感謝を申し上げる次第です。
最後になりますが、20周年を迎えるに当り、「会の原点」に基づき、この会が皆様と共に益々成長し、発展して行く事を祈念しております。
勉強会 平成16年5月
上海研修旅行 平成16年9月